よしもとばなな|デッドエンドの思い出 滅多に読書しない(読書しようと数年に1度奮起することはあるが必ずラスト1/3を残して挫折してしまう)私が、久々に1冊読み切ることができました。 よしもとばななさんの、デッドエンドの思い出という短編集。 もともと「キッチン」という作品が好きで(内容はすっかり忘れてしまったものの好きだったことだけはぼんやり覚えている)、 その流れでデッドエンドの思い出も買っていたのだけど、結局読まずに実家の本棚に10年くらい眠っていたもの。 数ヶ月前に実家の自分の部屋を整理していた時に出てきたので、「私のことだからたぶん読み切るのは無理だけど、一応持って帰ってみるかなぁ」とあ…