アーチストの名前の前には、「第10回ArtistGroup-風-大作公募展 あいおいニッセイ同和損保奨励賞受賞作家」と付されている。 彼の作品は、其処彼処で頻繁に観かける記憶。 巨大な樹木や、巨石の上にジオラマの様に小さな人間が立つ。 描かれているのは何れも歴史上の人物や、その戦闘を再現したもの。 ご丁寧に、写真に人物名を添えての解説が置かれているものの、描き込みが細かすぎて、面相までは確認できず。 もっとも旗指物や家紋は人物よりも数倍大きく描かれているのでそれを頼りに大まかな検討は付くのだが。 が、笑ってしまうのは、必ず作者の家族がその中に描き込まれていること。 これはある意味、サインに近い…