嫁さんが食べたくて買ってきたそうで、おこぼれをいただきました。 ぱんじゅう物語広辞苑にものってる小樽名物「ぱんじゅう」は、小樽の文明開化の中から生まれたハイカラのひとつ。 この街の文明開化は早く、鉄道も日本で三番目に開通しました。さらに、小樽港が国際貿易港に指定されると銀行や商社、倉庫など洋風建築が次々に建てられていったのです。パンがまだ高価な食べ物だった頃にリーズナブルな値段で登場したパンのような皮の饅頭(ぱんじゅう)は西洋文化への憧れとともに、あっというまに人気に。小樽や札幌の北の街の人々の生活の中に定着していきました。庶民の味(日常のおやつ)として明治時代から慣れ親しまれてきた、縦4セン…