<お詫び> ▼「憎」(ブログの枕) 前回のブログ記事で「笑」という漢字は、冠の部分の「竹」が両手、脚の部分の「夭」が人体を表し、巫女が踊りで神を喜ばせる姿を象っており、気が緩んで心が空っぽになる状態を意味していると述べましたが、心の状態を表す漢字は他にも数多く(とりわけ忖、快、怖、悩、悔、惜など「りっしんべん」(忄)がつく漢字)、例えば、「忙」という漢字は、偏の部分の「忄」が心を表し、旁の部分の「亡」と併せて、何かに追われて心を亡くしている状態を意味しています。また、「憎」という漢字は、偏の部分の「忄」が心、旁の部分の「曽」が甑(こしき)を表していますが、曽(甑)は穀物を蒸すための器具を象って…