房総半島ののどかな風景の中を力走する列車には、友との別離を惜しみ、涙をこらえて手を振り後にしたあの日の故郷の匂いが漂い、望郷の念を抱かせるものがありますが、よくよく考えてみれば私は生まれも育ちも東京という生粋のシティボーイ。おまけに友達もいないので、ふと胸に湧いたこのエモい感情はどうやらただの勘違いだったようです、こんばんは。 エモいの使い方がこれで合っているのか否かの答え合わせも自力ではままならないところに昭和生まれの限界を感じますが、元々エモいの定義自体が曖昧なものですので、とりあえず語尾に「知らんけど」を付ければ何となく言ったもん勝ちが許されるあの感じみたいな感じで、エモいって言っておけ…