名鉄の路線。犬山〜上飯田間を結ぶ。 名古屋市営地下鉄上飯田線との相互直通運転(平安通〜犬山間)して名古屋と愛知県北部を結ぶ。小牧以南は複線で名古屋の郊外電車の性格が強いが、小牧以北は単線でローカル線の色合いがある。 なお、味鋺〜平安通間は上飯田連絡線が建設し線路を保有し、名鉄と名古屋市が車両と設備を保有、名鉄が運行する上下分離方式となっている。
便宜上、相互直通先の名古屋市営地下鉄上飯田線も掲載。
小牧線専用の300系と、名古屋市保有の7000系が使用される。どちらも4扉ながらセミクロスシートとなっており、運用は共通である。
○リスト::鉄道路線
名古屋鉄道(名鉄)の小牧線で運用されている300系を撮影しています。 今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。 youtu.be 名鉄300系は、2002年から導入が始まった小牧線用の車両です。 名鉄初めてのステンレス車両で4両編成8本が在籍し、小牧線と相互直通する名古屋市営地下鉄上飯田線で運用されています。 下の画像は、味鋺(あじま)駅の犬山方面ホーム(犬山側)から撮影しています。 味鋺駅は6両編成対応のホーム長を有しますが、小牧線の列車は4両編成のため、犬山側にゆとりがあり、撮影しやすくなっています。 味鋺駅 名鉄300系は他の名鉄通勤車両と異なり、20m級4ドアの車体にな…
再び名鉄小牧線に戻ります。 今日はひな祭り、桃の節句です こんな写真はいかがでしょう。 小牧線の走る犬山市は知る人ぞ知る桃の産地です。小牧線の車窓からも桃畑が広がるのが見えます。3月中ごろになると一面桃の花で目に鮮やかな色が飛び込み名鉄電車の赤色もかすんでしまいそうです。実は「桃色」というのは桃の花の色だということを知りませんでした。ーー実の色かと思っていたーー この色を見ると桜よりも強烈な印象を受けます。また桃の花のほうが桜より長持ちして楽しめる時期も長いです。だから私は今は桃の花の方が好きですね。 実はこの写真、その頃の家の近くで撮りました。数年間毎年この光景を見て京都に帰りました。それを…
小牧地下線化完成直前 1989年4月23日より小牧線小牧周辺は地下化され路線も駅もやや東へ移動した。地下線開業によって地上の旧線は廃止されたがその小牧~小牧原間の線路跡を一部利用して桃花台新交通が建設された。確かこの2年後に開業した。こうして名鉄小牧はターミナル駅となったのだがいかんせん上飯田で終点の小牧線のこと、すぐに大幅な乗客増とは行かなかったようだ。 地下駅開業の前前日に地上駅最後の姿を撮りに行った。 ①前回にも出した小牧の旧駅舎。 この位置に地下入り口が作られたのか半分取り壊されている。ここで翌日記念式典が行われるらしい。その後完全に取り壊されたことだろう。 ②旧小牧駅構内。 配線から…
1987年6月・小牧原~小牧間 これも前回の味岡駅と同じ日に撮ったものです。味岡駅とともに小牧原駅も高架化されましたが地上駅最後の頃です。もうすぐ横の新線に移行という直前ですので旧駅は遠慮したように小さく建っていました。小牧原~小牧間もこの頃は地上を走っていましたが、その横で桃花台新交通の建設が始まっていました。旧型車の走っている向こうに建設中の橋脚が見えます。この年の内には3300系の投入によりこのようなAL系の旧型車は見られなくなりました。また地上駅時代の小牧駅駅舎です。なんともレトロな建物ですがかつて岩倉支線との分岐駅だっただけに小牧線の中では大きな駅舎でした。出来た頃はモダンだったので…
今回は味岡旧駅の写真です。 1987年6月に味岡駅は高架化されました。切り替え直前の地上駅の姿です。単線で一面一本の小さな駅でした。すぐ横に工事中の高架線が建ち今にも踏み潰されそうな雰囲気でした。やっと小牧線で3700系以外を写した写真が出てきました。小牧線ではAL制御の旧型車は3連を組んでいるのが多かったです。それも3550や3800などのMT2連固定+800という組成が多かったです。2+1の連結部は非貫通になっていました。踏み切りを通る3550+800の連結部が見えてます。まだワンマン運転のなかった時代でしたけど車掌さん不便だったでしょう。 高架になった味岡駅は相対式の列車交換が出来る広さ…
先の上飯田駅に続き起点の犬山付近での写真も出しておきます。今見返してみると写っているのは3700系ばかりなのがやや興ざめです。日ごろ眺めていたら3800系を初めとするつり掛車(そのなかにはいもむしやなまずもいた)、たまに7300系、ごくたまに6000系の2連などが走っていたのだが、構えている時には旧3700系しか来なかったようだ。まあそれだけ多く走っていた車両ということだが。でもそれも数年後には車体更新車3300系に変わっていった。1986年は車両の世代交代が進む前の最後の頃となる。 ①犬山に停車中の3715等2連の上飯田行き。1986.4.28撮 ②犬山~羽黒間を走る3700系4連犬山行き。…
名鉄小牧線は今でこそ名古屋市交との乗り入れで都心への連絡がスムーズになったが、3年前までは上飯田という名古屋市の北のはずれで終点だった。かつて市電がここから中心部に伸びていたのだがそれが廃止になってからは他の路線とは孤立した存在だった。そのような不便さもあってせっかく名古屋市まで来ていながら都市間輸送の機能を果たしえずローカル線の地位に甘んじていた。車両も今は300系や市交7000系といった新鋭のものになって近代化されたが、それまでは旧型車の巣窟で吊り掛けモーターの音が最近まで聞かれた。かつての小牧線の状況を評して親しかった鉄仲間が言った。 「名鉄飯田線やな。」 言い得て妙である。 その終点の…