滑り込みで小屋につく。 振り返ると、雲の向こうに日が消えていった。 静かに小屋に入る。 今晩の住人は、私一人だけのようです。 小秀山の避難小屋はとても清潔で、中にバイオトイレも完備されていて とても綺麗で、地元の方々に愛されている山だと感じます。 協力金のポストに心付けを投函して今晩の宿代とする。 お世話になります。 外は、風が吹き荒れている。 やはり高山にはいかなくて正解だったな。 晴れたとしてもこの風ではゆっくりと山を楽しむことはできそうにありません。 その場の状況を想定して考える。 楽しいか、辛いか、 行けるか、行けないか。 時折小屋を揺らすほど強風は朝になってもやむ気配がない。 小屋の…