『櫓太鼓がきこえる』(鈴村 ふみ/集英社) 今年の公立高校入試でよく出題された本。 相撲への見方をガラリと変える衝撃作だ。 公立高と中受は作品がかぶりやすいけど、 この本は難関から最難関レベル向けだな。 相撲の取組前に、ひがしーあざぶやまー とか力士の名前を呼びあげる役割を担い 奮闘する少年を描いた熱いお仕事小説だ。 親目線では「勉強が、学歴が」と子供に 圧をかけることを考え直させるかもな? 俺のレビューの一部は以下の通りっすよ。 主人公は親の価値観の押し付けから逃れるように家を飛び出した17歳。裏方の下働きとして角界に飛び込んだ彼が、厳しい世界で様々な失敗を重ねながら成長していく物語です。 …