気配がします。 そう、不安≪ヤツ≫です。 ヤツが来やがります。 まだ遠くにいる今がヤツを叩くチャンスです。 距離があるからと油断していると、ヤツはあっという間に迫ってきます。 気付いた時には背後を取られているのです。 以前舐めてかかって痛い目を見ました。 今回は、負けない!! いや、戦わない!! 今なら全速力で走って逃げれば巻けそうな予感。 そう、こんな時こそ小説の執筆です。 意識を物語にぶっこんでヤツの気配を断ち切るのです。 なんでもいい。 書き途中のものじゃなくていい。 起承転結無視無視! 正しい文法無視無視! 面白い話無視無視! なんでもいいのです。 走り書きのまま放置されたメモたちから…