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小野十三郎

(読書)
おのとうざぶろう

1903年-1996年。詩人。
大阪に生まれる。父親が銀行創立者で家庭は裕福だった。大学に進学するもすぐ中退。家庭からの仕送りで生活し、同人誌を出す。アナーキズムの思想に興味を持つ。
1931年「アメリカ・プロレタリア詩集」を共訳で出版。1938年治安維持法違反で40日間拘留される。
戦後、詩誌「日本未来派」「歴程」などで旺盛な活動を続ける。
昭和20年代から40年代にかけて多くの詩集・詩論を発表。
独自の芸術的な詩的リアリズムで現代詩の新生面を切り開いた。
日常性に安住し、社会的な通俗性にどっぷりつかるような生き方には嫌悪に近い反発を示した。
戦後になって、戦時中の「詩の思想」を一貫した姿勢への評価もあって戦後の詩壇のリーダーシップ的ポジションに立った。
代表作に「大阪」「重油富士」「垂直旅行」などがある。

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