桜庭一樹の著作。 2005年9月,東京創元社ミステリ・フロンティアより刊行。 ISBN:4488017193
2007年12月,創元推理文庫より文庫版刊行。 ISBN:9784488472016
島の夏を、美しい、とふいにあたしは思う。 強くなりたいな。 強くて優しい大人になりたい。力がほしい。でも、どうしたらいいのかな。 これは、ふたりの少女の凄絶な《闘い》の記録。 出版社の紹介文を引用
『少女には向かない職業』桜庭一樹(東京創元社) 年の瀬ですね、、、。まだ2022年にいたい! 最近、アルバイトで早朝から出勤することがあるんですが、おそろしく眠たい。 真っ暗ななか自転車をこぎ、今日はどんな恐ろしいことが待ち受けるのかとびくびくしながら、目的地に到着する。そんな生活を過ごしてます。職業選択は慎重に行いたいものです。 ということで、無理やりなつなぎですが、小説『少女には向かない職業』の感想を。 大学生のときに読みました。おもしろかったです。 不穏な空気が漂うようなタイトルに惹かれて読み始めました。 よかったです。ときおり中学生の主人公とシンクロしたような感情を味わいました。 現状…
3月は3冊しか読めなかったので4月たくさん読めたはず。 詳しく見ていこう。
昨日読み切った1冊。ノンフィクションのような内容だが、著者曰く 「確実な虚構を入れたから、あくまでも小説」だそうだ。山陰で生まれ、小説家として東京で暮らすようになった著者。父の危篤により再び故郷へ戻り、実母との物理的距離が縮まる中、噴出してきた感情の数々・・・。山陰という土地柄、典型的な田舎人間が多いようだ。曇りがちな天気も起因しているのか。 東京では人間関係に影響が出そうな表現、内容は口外するのを憚るが、 この地では無遠慮に口に出す。(著書より)また、全体的な秩序維持の下には、個人の幸福は全力で押さえつけられる。という表現に戦き、恐怖を感じた。 と共に、自分の故郷にもある共通点を思い出した。…
今日から師走!! 〜12月読む読むリスト〜 おれはメタフィクを読むぞ。 ネコのおとがすごくよかったのと、思い返せば今年はハムレット・シンドロームや、〇〇の〇をぶっ壊す某Web小説(メタフィク関連)も読んだなぁ、ということで。以下タイトル一覧。 <1 今まさに読んでる最中> 「ギャングスタ」 すごく…… 週刊連載の少年漫画です……… 控えめに言って最高。感想も書いちゃう。<2 おれはメタフィクを読むぞ> 今月の裏テーマです 「異セカイ系」※再読 いつになったら返却されるのか。「朝のガスパール」 「虚人たち」 「正解するマド」 先述した「ネコのおと」が素晴らしすぎたので。「東京忍者」 様子のおかし…