まるで毎年恒例であるかのように――実際に9年連続――、また日本人の出生数・出生数が過去最低を更新した。 2024年の出生数は68万6,000人、出生率は1.15。 (⇒ ブルームバーグ 2025年6月4日記事:日本人の年間出生数が初の70万人割れ、出生率も過去最低-24年) しかし誰でも思うようにこれは底を打ったというものではなく、まだ低落は続くだろう。 それは先行指標と言ってもよい韓国のように、0.75(2024年)程度まで下がるはずである。 東京は今0.96だが、これもソウルのように0.58あたりまで下がるはずである。 出生率低下は世界共通現象と言ってよく、ことに東アジアでは目立って顕著な…