四月を前に思い出すことがある。 小学一年生の初日。四月最初の授業の日の事だ。 クラスのある男が私に近づくと、いきなり、私のハンカチをうばって鼻をかんだ。私は腹がたったが、いきなり怒りはしない。 私「こら、返せよ!」 すると、男は私のハンカチを床に捨てた。 私「おい!ふざけるな!」 男「うえ~!」(ふざけた顔) そこで、私は思った。こいつは話して分かる人間ではない。体で覚えさせよう。 私は男のハンカチをうばって、窓の外に投げた!すると、男は泣いた! 男「うえ~ん!」 私「ハンカチを、こんなにされたら嫌だろう?分かったか!」 男「うわ~ん!」 何も言葉を返さない。 すると、担任の先生(女性)の声が…