家庭裁判所が受理した事件について,一定の調査をうけて,少年の非行事実および要保護性について審理・判断を行う手続き。非公開が原則。
三省堂提供「デイリー 新語辞典」より。
少年事件の最終手続きとして、審判不開始となる事件を除く事件について、家庭裁判所調査官の調査と意見をもとに、「不処分」「保護観察」「少年院送致」「児童自立支援施設送致」「検察官送致」の、少年法24条に基づく決定を行う。
オリジナル六法を作りました(「作ってもらった」の方が正しいかも・・・)。 ここ数年は、デイリー六法・基本六法・司法書士合格六法を使っていました(六法は三省堂推しです♡)。 そんな中で 文字の大きい六法がいいな(私の中で一番の要望) 興味がある法令はいるけど、興味ない法令はいらない できれば参照条文・判例も収録してほしい という六法に対する希望があるなと、思いました。 そこで行き着いたのが、以前から気になっていたオリジナル六法を作成することができる、POD模範六法でした。 そこで、今年の六法はPOD模範六法プラス(民事法)にしました。 POD模範六法とは? POD模範六法は、三省堂の模範六法の中…
少年が闇バイトに手を染めるまでの流れ 「無知だった」。個人情報を盾に脅迫され、特殊詐欺の受け子や出し子の「闇バイト」を命じられた愛知県内の少年(18)は今も自分を責め続ける。オンラインゲームの課金の支払いに窮し、交流サイト(SNS)で見つけた「高額融資」の投稿を軽い気持ちでクリックしたのが転落の始まりだった。10月に少年院を出院した少年は産経新聞の取材に、後悔を語った。見えてきたのは「普通の子」だから巻き込まれる搾取の構図だ。 【表でみる】SNSなどでの闇バイト募集の構図 ■ゲーム課金が発端 《5~10万円、高額融資できます》。X(旧ツイッター)上で、こんな投稿を見つけたのは今年1月のこと。当…
気になりながらも忘れていた事件を扱ったルポルタージュがあるのを最近知り、 読んだ。 『43回の殺意-川崎中1男子生徒殺害事件の深層』 石井光太・著 という。 作家の宮部みゆきさんが本の帯に 「自分がこの事件の細部の多くを誤解していたことに気づいて驚いた」 「本書を読めば、おそらく多くの方が様々な点で、私と同じように驚いたり、 あらためて恐れたり悲しんだりすると思う。そして遼太君の記憶を新たにする。 本書はそのために書かれたのであり、こういう仕事をする人々がジャーナリスト なのである」と書かれている。 (9年前のこの事件に私もすごい衝撃を受けた。 でも、初めのしばらくの間だけだった。 当時、仕事…
事件の発生 2024年(令和6年)5月21日、北海道空知郡奈井江町を流れる石狩川の川岸で、前月から行方が分からなくなっていた留萌市の女子高校生村山月(るな)さん(17歳)が遺体となって発見された。 遺体は全身に殴打痕があり、死因は溺死と確認された。 家族が「連絡が取れない」などとして北海道警察に行方不明を届け出たのは4月22日のことで、事件などに巻き込まれた可能性が高い特異行方不明者として捜索が行われていた。 道警の調べにより、月さんとの間でトラブルがあったとして、旭川市に住む無職内田梨瑚容疑者(21歳)と知人の無職女(19歳)の存在がすぐに浮上した。 4月24日から5月6日にかけて、道警は車…
朝ドラ『虎に翼』の第55話のあらすじは以下の通りです。 第11週 「女子と小人は養い難し?」 第55回は、寅子の決意とその成果がついに実を結ぶ瞬間が描かれています。昭和23年(1948年)12月、家庭裁判所と少年審判所の対立を解決するため、寅子は直明に賭けることを決意します。直明は「東京少年少女保護連盟」のメンバーたちと共に演説を行い、その言葉は心に響き、浦野と壇はついに合併を受け入れる決断を下しました。この瞬間、寅子の努力が報われることが感じられ、視聴する者の心も熱くなります。 しかし、家事審判所と少年審判所の合併は、道半ばに過ぎません。次なる課題は、東京家庭裁判所の事務所物件を見つけること…
朝ドラ『虎に翼』の第54話のあらすじは以下の通りです。 第11週 「女子と小人は養い難し?」 第54回では、寅子の心情が大きく揺れ動く瞬間が描かれます。夜、寅子は酔い潰れて眠る汐見を多岐川とともに自宅まで送り届けますが、そこで予期せぬ再会が待ち受けていました。玄関に現れたのは汐見の妻であり、寅子の同窓生でもある香子。彼女は、戦前に朝鮮半島に帰った香淑だったのです。この偶然の再会が、寅子にとってどのような意味を持つのか、非常に興味深い展開です。 香子の冷たい反応は、寅子にとって衝撃的でした。彼女がかつての親友でありながら、なぜ寅子を歓迎しないのか。その理由は、汐見と香淑の結婚に至るまでの背景にあ…
朝ドラ『虎に翼』の第53話のあらすじは以下の通りです。 第11週 「女子と小人は養い難し?」 第53回では、家庭裁判所設立に向けた大きな課題に直面している寅子の姿が描かれます。家事審判所と少年審判所の合併という難題は、双方の対立によってなかなか前に進まないのです。多岐川のやる気のなさも、寅子の戸惑いを一層深めています。この状況に彼女はどのように立ち向かっていくのでしょうか。 寅子は、合併の話し合いが進展しないことに焦りを感じつつも、自ら意を決して多岐川に直接交渉を試みます。この勇気ある行動は、彼女がこの仕事にかける情熱の表れです。しかし、多岐川は寅子を叱責し、「もっと早く言わないのか」と言いま…
朝ドラ『虎に翼』の第52話のあらすじは以下の通りです。 第11週 「女子と小人は養い難し?」 第52回は、昭和23年(1948年)という時代背景を舞台に、寅子が家庭裁判所設立準備室に異動することから始まります。この時期、日本は戦後の復興に向けて様々な法制度を見直し、新しい社会を築こうと奮闘している真っ最中です。特に家庭裁判所の設立は、家庭や子供に関わる問題を専門的に扱うために非常に重要な一歩です。 しかし、家庭裁判所設立準備室の事務所は法曹会館の屋上に建てられた手狭な小屋。環境が厳しい中、寅子は明律大学の同期である小橋や稲垣と共に新たな挑戦を始めます。新たな上司・多岐川幸四郎の存在もまた、彼女…
主人公が高校生だとなかなか想像しにくい部分が。 しかも物語の設定は2004年とのこと。 私は会社員で仕事1本で絶好調でがんばっていた頃。 はっきり言うと、ろくにテレビを見ることもなく、朝から晩まで頭の中は仕事の事ばかり。 玉の休みは映画を見たりレンタルビデオ屋に寄ってみたり本屋に寄ったり。 物語の主人公がどんなことに興味があって、どんな交友関係なのか少しずつ語られることに。 この時代はギャル文化なるものが席巻していたらしい。 テレビなどで知ってはいたが、顔を真っ黒に塗った女の子たちは確か“黒ギャル”とか呼ばれていたと思ったが。高校生になったばかりの主人公結は見る限り平凡そのもの。 橋本環奈のよ…
NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主人公、寅子(伊藤沙莉) Photo:NHK 朝ドラ「虎に翼」の放送が最終週を迎えている。日本初の女性裁判官、三淵嘉子をモデルにした寅子(ともこ)を主人公に、日本の司法の流れを総覧してきたドラマだが、先週放送された第25週「女の知恵は後へまわる?」では、実際に法曹界で起きた事件「ブルー・パージ」について描かれた。当時の若手裁判官たちに対し、実際には、ドラマ以上に苛烈な処遇がなされたこの事件。当事者となった裁判官たちがその後どんな人生を歩むことになったのかを紹介したい。(高瀬文人) 「虎に翼」では、寅子の事実婚の相手の息子、星朋一が左遷されるシーンが描かれた。実際…
NHK連続テレビ小説「虎に翼」は、最終週を迎える。ドラマでは女性差別や子どもの困難などの社会問題を取り上げ、主人公で裁判官の佐田寅子(ともこ)=伊藤沙莉(さいり)=らの人生と重ね、見る人の心に訴えた。選択的夫婦別姓や同性婚といった賛否が分かれる題材も盛り込んだ。脚本担当の吉田恵里香さん(36)は「本来は社会や政治で取り組むことだが、(ドラマなどの)エンターテインメントにもできることがある」と話す。一問一答は次の通り。(川上義則) 「虎に翼」の脚本に込めた思いを語る吉田恵里香さん ◆「みんなダメなところがあると心して描いた」 -賛否が分かれる題材を取り上げた理由は。 「最近でてきた問題と思う人が…
カウントダウンの始まっている「虎に翼」 物語は最後までハラハラドキドキ感が継続する作りに。 新潟時代の森口美佐江そっくりの高校生の女の子は今日続きが真っ先に描かれることになった。 並木美雪と名乗るこの少女は駅の階段から男の子を突き飛ばしたことで起訴されていた。 最初は頑なに否定していたようだが、寅子の前では素直に事実関係を認めて謝罪。 短い時間で描かれたシーンだが、どうもこれだけで終わるとは思えないような。 そして山田轟法律事務所での様子。 美位子の尊属殺の上告は未だ受理されていない。 焦りの気持ちが漂う中、轟はむしろ良い兆候だと美位子を励ます。 物語の中では、司法試験に合格した涼子と、寅子よ…
原稿が遅々として進まないので、筆休めに私の近況でも適当に話そう。 「お祭りでもやるんですかね」 ベンチに並んで腰掛けている生方が不意に問い掛けてきた。視線の先には人間の顔程度の提灯が連なっており、梅雨ならではの粘性を帯びたような湿度の高い風に吹かれて揺れている。これで陽射しまで強ければ地上は人間の住むところではなくなる。だが幸いな事に、今日の空は絵に描いたような曇天であり、気温も三十度を下回っている。身勝手なのは承知の上だが、ずっとこの調子で夏を終えてもらいたいものだと思わずにはいられない。 「やるのだろうね」 私は短く答えて、広場の一角にある看板を指さした。私の目では詳らかに確認できないもの…
<ユ・ジェミョンのプロフィール> <生年月日>1973年6月3日 双子座<出身地>韓国/釜山広域市<身長>183cm<キャリア>俳優・演出家・劇作家※韓国を代表する実力派カメレオン俳優。「梨泰院クラス」「秘密の森」「ヴィンチェンツォ」など...人気作品には必ずと言っていいほど登場するジェミョン氏ですが、40歳くらいまでは舞台中心に活躍していました。(演出や脚本も手掛けてたそう。)がっつり熟したその演技からは唯一無二の品格・・・・・・・が漂い、彼にしか出せない旨味に溢れてる。いくつもの仮面を自在に操るので、彼の登場=秀逸ストーリー的な空気連鎖が起こったりすることもあります。(友情出演・特別出演の…