神戸市で97年5月におきた神戸児童連続殺傷事件、通称「酒鬼薔薇事件」については、酒鬼薔薇は逮捕された少年Aではないと一部では言われているが、この意見に私も賛成だ。以下その理由を申し上げる。 まず何より単純な話、被害者の遺体の一部を中学校の校門前においたのは、最初に現場で目撃され犯人と目された、角刈り、長身でがっちりした体形の、何かを入れた黒いビニル袋をもった黒っぽい服の男、そいつであるとしか思えないからだ。 少年Aは、真夜中の3時ごろに、被害者の遺体の一部を校門前において、その後、家に帰ったと自供したという。しかし、当時の新聞によれば、早朝5時10分にそこをとおった新聞配達員の人は、そこには何…