「下鴨映画祭」というものが今年の3月に開催され、4/23までその様子が公開されている。日本映画の黎明期を偲ぶ集まりだ。 尾上松之助資料保存会の松野吉孝代表が中心になって事業が進められたそうだが、専門家の解説あり、活弁士と生演奏つきの上映ありで大変贅沢なイベント。 shimogamoeigasai.com 多数の弁士と楽団による「忠臣蔵」(池田富保 1926)のかけあいなどよくこのメンバーを集めたなと思うような豪華さ。生演奏で、タイミングのための掛け声なども文楽なんかできく声と共通点があり胸を打つ。 メモしておきたいのは、第一部早稲田大学演劇博物館副館長児玉竜一氏の長谷川一夫のお話。 「時代劇俳…