山やである 中学生の頃から山に登っていた。 高校生の時は、サッカークラブ活動の あとで、一人で山に登った。 大学に入るとその頃はやりのバック パッキングクラブの創設に立ち会う。 そして、初めて尾瀬に行った。 以来春、夏、秋、冬と尾瀬にたびたび 通った。その間、北アルプスなども 登ったが、一番の原点は尾瀬だった。 そして、社会人となると仕事が忙しく なかなか山に行けなくなった。 それでも、1年に1回ペースで同じ クラブの仲間たちと尾瀬に通った。 初めて泊まった竜宮小屋でノートに 書いた。そして30年後にまた泊まった。 ノートはそこにまだあった。 タイムマシンだった。 これからも、尾瀬に行くだろう…