聖書に付けられた章と節は後代に付けられたものである。聖書の創世記第1章からして、章の立て方をまちがえていて、1章の創造記事は2章3節まで続いている。だから、章を外して聖書を読んでみることである。章立てが間違っているわけではなくても、もともとそこには区切りがなかったことを意識すると、見えて来るメッセージがある。 一つの例は、ローマ書12章17節から13章4節である。章を外してみるとつながりが見えてくる。 17,だれに対しても悪に悪を返さず、すべての人が良いと思うことを行うように心がけなさい。18,自分に関することについては、できる限り、すべての人と平和を保ちなさい。19,愛する者たち、自分で復讐…