火山などの脆弱な地質の山体の一部が地震や噴火、地層風化により崩壊すること。 崩壊時には岩屑雪崩が発生し、火山が大きく崩壊する。
近い将来噴火が予想される活火山である富士山でも、山体崩壊が起こることが懸念されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120510-00000095-san-soci
2015年は雪が多く、山は結構な積雪。1月28日、浅間山荘から浅間山登山道を登ると、踏み跡は夏道を逸れて行きます。カモシカ平に出ると、いつもと違う景色が広がっていました… 槍ヶ鞘に寄った高い場所に出ます。牙(ぎっぱ)山のすぐ奥に浅間山… 牙山と浅間山が並んでいます。夏道を歩いていると見ない景色です… 湯ノ平高原まで行って、戻ってくると雲が取れています… 浅間山と牙山… 新鮮な景色を楽しんで、山を下ります… 牙山に地層のように斜めに走る縞模様は、成層火山の内部構造を見せてくれています。かつて存在した巨大な古黒斑山の一部で、山体崩壊後に取り残されたものです。幾度も噴火を繰り返し、長い年月をかけて層…
続編です。 KAYAです。 前回は駒ヶ根編 をお送りしました。 今回はさらに秘境を目指します。 駒ヶ根から国道153号を南下すると飯島町に入ります。 道の駅花の里いいじまから越百(こすも)山に向かう県道があるので、車で行けるとこまで行ってみようってことで走っていくと…。 鳥居発見…! この先に神社があるのか…?とグーグルマップで探しても記載無し。 地図にない神社ですが、鳥居の紙垂が綺麗なので管理はされている…? まぁとりあえず行ってみるかと鳥居をくぐると空気がひんやり。 先に進むといくつか鳥居が。 額束には白山大権現と書いてあります。 ようやく神社の名前が判明しました。 越百山の入り口にあるこ…
1ヶ月以上かけて失踪の学問的な書物を読了する。示唆に富み、おもしろかったが、いろんな概念を駆使しながら論証を積み重ねていく形式や、迂回にもみえる章立てもあり、ややまどろっこしさを感じた。晦渋にしているつもりはないと思うが、文章としてもうちょっとスッキリ書けたのじゃないか。アルコールの入った頭だと同じ箇所を何度か読み直さないといけない。まあ、それは壮年の衰えとしてこっちの問題だし、学術書とはこのようなものでしょう。失踪という主題の性質上、データも多くはなかったが、失踪者本人へのインタビューは特に前のめりで読んだ。ともあれ、失踪を社会学したその意気や良し! 誰やねんおれ。 『失踪』(1993・ジョ…
本当は裏磐梯から白布峠を越えて天元台へ抜け,そこから西吾妻山を極めるつもりでした。それはかつてヒマラヤを越えたシトロエン探検隊のように遠い空を目指す道のりになっていたはずです,私にとってはね。 ところが峠越えの道路はすでに冬季閉鎖。あうう。つくづく東北をナメてたなあ。たぶん雪が降ったのは神さまの配慮だったのでしょう,やめとけと。 別案として考えていたのは雄国沼です。ニッコウキスゲの群落で知られますがこの季節はなにもない。私が見たいのは地形。沼の名ばかりが有名ですけど地形図で見れば一目瞭然,ここはカルデラ湖なんです。磐梯山のすぐ隣にすっかり山体崩壊した古い火山,磐梯山とマグマだまりを共有してるん…
富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ (ブルーバックス)作者:鎌田 浩毅発売日: 2019/05/16メディア: 新書 著者の鎌田氏は、火山の研究者。 本書は、2019年に出版された。 同じ著者の本では、以前に「火山はすごい」を紹介した。 inu123.hatenablog.com 本書がかかれたきっかけ 著者は、「富士山噴火 ハザードマップで読み解く」という本を2007年に出した。 その後、2011年に東日本大震災が起こり、富士山を含め日本全体の地震・火山をめぐる状況が変化した。 この状況変化を受けて、著者は「富士山噴火」の内容を書き直し、本書が出版されることになった。 富士山ハザ…
11月13日、蓼科高原の横谷渓谷を歩きます… 霧降の滝を撮ります… 王滝には近づけません… おしどり隠しの滝。面白い滝ですが、宿の建物や駐車場が見えます。日射しがここでは邪魔です。同じ道を戻ります… 紅葉。流れと写し込めればいいのですが、そう都合よくはいきません… 2008年の撮影です。観光地ですが、川沿いに道がつけられていて自然の中を散策できます。岩が露出した場所があります。八ヶ岳という火山の内部構造。八ヶ岳は大昔に噴火し、成長し、山体崩壊するということを繰り返した山です。この時は年老いたカモシカにも出会いました…
そろそろ紅葉の時期なので様子を見に磐梯方面へドライブに。 体中の筋肉がこり固まってて痛いので様子をみながら。 8時に出発して県道31号線を村田へ。 村田から県道12号で遠刈田をぬけて国道457号を蔵王方面へ。 県道51号を七ヶ宿方面へ。 長老湖に寄ってみました。 まだ紅葉してませんね。 山の上は紅葉始まってるかなぁ。 県道51号から国道113号を白石方面へ。 旧道の駅七ヶ宿の駐車場に寄ってみました。 七ヶ宿湖。 噴水出てた。 国道113号から県道46号に入り小坂峠をめざします。 小坂峠展望台到着。 なんか幻想的な風景というか、めったにない気象状況。 伊達郡梁川、桑折、保原が一望できて、向うの山…
前回秋田県の情報を記載しました。『しょっつる』、『みそちゃんぽん』、『ババヘラアイス』、『風の松原』などを記載してましたが長くなったので、今回その続きを記載したいと思います。ケンミンショーのネタが少な目になっておりますが、それだけ取り上げられていない情報があるのですよね。(もしくは私の検索能力が低いか。。。)つづき、5点目は『だまこもち』秋田県といえば思い浮かぶランキングにあったキーワードです。ひとまず調べてみると うるち米を使用した秋田県の郷土料理。同じ秋田の郷土料理であるきりたんぽに製法が似ているがその発祥は異なり、だまこもちは丸い形をしている。(Wikiより) 食べ方としてはお鍋にするの…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 西洋は、戦争と外交=平和による人間中心で近代化に成功した。 日本は、災害と復興による自然中心で近代化できなかった。 ・ ・ ・ 時代は、平和ではなく戦争で切り開かれる。 発展は、戦争で進みし、平和で停滞し後退する。 ・ ・ ・ YAHOO!JAPANニュース 欧州列強との軋轢の中、 福和伸夫 | 名古屋大学減災連携研究センター、センター長・教授 7/20(月) 7:00 混乱のヨーロッパ、転換期の超大国、安定化した日本 ルターに始まる宗教改革の結果、17世紀には、ヨーロッパの主要国…
ゆるキャン△伊豆編の東側のカット回収です。例によってカットと地学を半々ぐらいに記載しています。伊豆急沿線やバスなどの公共交通機関があり、他とくらべて行きやすいですね。 www.motsu-tanbou.com www.motsu-tanbou.com 伊東市 伊東周辺の形成に関わった大室山 いなば肉店 大室山 伊豆高原・広井酒店 城ヶ崎海岸(カットじゃないけど) 東伊豆町 天城山の噴火によってできた稲取・細野高原 細野高原ツリーハウスキャンプ村 細野高原 まとめ 参考書籍 伊東市 伊東周辺の形成に関わった大室山 大室山は4000年前に噴火によって形成された、プリン状のスコリア丘です。 火山灰中…
2020年8月下旬、「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」を使って北海道に旅行に行きましたが、その帰路で、特急「北斗」に乗車しました。久々に景色の良い区間に乗車したので、車窓を中心にご紹介します。 特急「北斗」 長万部→新函館北斗に乗車! 【特急北斗 乗車記1】長万部から特急「北斗12号」に乗車! 【特急北斗 乗車記2】ガラガラの「北斗12号」で噴火湾の車窓を眺める! 【特急北斗 乗車記3】長万部名物駅弁、かにめし本舗かなやの「かにめし」をいただく 【特急北斗 乗車記4】大迫力の駒ヶ岳と、水鏡が美しい大沼 【特急北斗 乗車記5】新函館北斗へ向けてラストスパート! 関連記事 特急「北斗…
【まつばらこ。猪名湖】 松原湖。君の名は、かなりの変化球? 映画『君の名は。』の舞台のオリジナルモデル? 松原湖の七不思議 御神渡り(おみわたり) 浮木明神(うききみょうじん) 木谺岩(こだまいわ) 屏風岩 里見の松、神座遠の松 地形の魅力 水力発電 大月湖と松原湖 長湖と松原湖 レジャーレイクとしての表情 貸ボートのほか、SUP、カヤックも。 歴史ある釣りの名所 日帰り温泉とキャンプ場 池の構造と景物 水力発電所(大月湖)からの流れ込み 小さな流れ込み 吐き出し 弁財天の島 稲荷神社 神様の厠 駐車場 町営大駐車場 湖畔駐車場 案内板 Google マップ 水辺マップ 写真アーカイブス 松原…
一条真也です。大型で非常に強い台風10号が接近し、九州の全県が暴風域に入りました。記録的な暴風や大雨のおそれがあり、高波や高潮にも最大級の警戒が必要です。わが社の北九州市内の施設にも多くの方々が避難されています。自然の猛威を痛感しながら、『天災と日本人』畑中章宏著(ちくま新書)を再読しました。「地震・洪水・噴火の民俗学」というサブタイトルがついています。著者は1962年生まれの作家、民俗学者、編集者。著者の本を読むのは、ブログ『災害と妖怪』で紹介した本以来です。 本書の帯 本書のカバー表紙には「・・・・・・防災や減災について、自然や死者とともに考えること。日本人が災害と付き合うなかで持続してき…
2006年から使い続けてきた「ノスタル爺」は、フランス語のノスタルジイから発想して付けた題名であったが、有名な漫画家藤子・F・不二雄氏が1974年から使用していたことが分かった。なので、今後は「独り旅」に改めることにした。 「東北・関東・中部編」 今回は新大阪―(新幹線)―熱海―(東海道本線、東北本線)―宇都宮―(東北本線)―郡山―(磐越西線)―会津若松―(只見線)―只見―(只見線)―小出―(上越線)―水上―(上越線)―高崎―(八高線)―八王子―(中央本線)塩尻―(中央本線)―恵那―(中央本線)―名古屋―(東海道本線)―大阪と周って約1900キロを走破する、とは言え、走破が目的ではなく、車窓風…
【とりのうみ。岩木山】鳥ノ海とはいえ、池には水はなく底に雪渓が横たわっていた 江戸時代に爆発した火口跡。 津軽富士とも呼ばれる岩木山(1,625m)は青森県の最高峰であり、百名山にもなっている。 遠望すると、すっきりと美しく裾を引く形状であるのに、その山頂は度重なる火山活動の激しさを思わせる混沌ぶりを見せる。 一般的にその頂は鳥海、岩木、巌鬼(がんき)三つの峰でなるとされるが、中央の岩木以外は、襟巻きのように取り巻く外輪山の峰々の二峰にすぎない。 岩木山には、もともと直径800mもの火口があり、あるいは巨大火口湖を形成していたかもしれないが、山体崩壊が激しく痕跡をとどめていない。 標高1450…