翻訳家。1945年生まれ。慶應義塾大学博士課程中退。
日本美術をたくみに引用しながら、透徹した眼で現代世界を描く画家。1969東京生まれ。 1994東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。1996東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。2001第4回岡本太郎記念現代芸術大賞優秀賞受賞。 やまと絵の様式を踏襲したユニークな手法が注目を集める。
東京ミッドタウンの21_21 DEAIGN SIGHT では企画展「方丈記に学ぶー生きるを編み直す小さな建築ー」開催中。 会期は2026年8月28日~2027年1月11日。 方丈記の方丈とは、一丈(約3m)四方、また、一丈四方の部屋や家。 展示室の空間には生きるを編み直す小さな建築が展開する。 大室佑介+川長組。 「物置小屋 移築計画」。 小田原の私娼窟を題材にした私小説「抹香町」「路草」などで大きな反響を呼んだ小説家・川崎長太郎(1901年~1985年)は、小田原の海辺にあった物置小屋を住処としたという。 場所はだるま料理店の先の海に近い場所というから御幸の浜あたりだったのだろうか。 むろん…
法隆寺五重塔と装画を配し「日本建築集中講義」というタイトルを見て惹かれた。「集中講義」という言葉に特に興味を抱いたからだ。表紙を見た時は、一般的な講義を著者二人が分担していて、基礎知識が学べる入門書というイメージだった。 本書は、月刊『なごみ』(2012年1月号~12月号)に連載された後、単行本が 2013年8月に刊行された。 読み始めて、実に型破りな建築対談記録であることにまず驚いた。そして、その破格な時には毒舌や裏話を表に出してくるやりとりがおもしろく、所々で日本建築に関する急所、要の話が入り、それが意外と一般的な基礎的知識の説明というやり方よりインパクトがある。記憶に残る。 本書は、建築…
著者は画家である。『日本建築集中講義』(中公文庫)という共著本(藤森照信・山口晃)を読んだ時にこの画家を知った。それ以来、著者の作品を読み継いでいる。 本書は2009年7月に刊行された。手許の本は 2013年5月の第5刷。 まず、「すゞしろ」から始めよう。表紙をご覧いただくとわかるが、「すずしろ」は春の七草の一つで「大根」の古名だそうだ。本書を手にすることで、「すずしろ」という言葉が大根であることを遅ればせながら知った。 『すゞしろ日記』は絵日記。日常の何気ない事柄を題材にしたエッセー漫画である。 著者が「端書き」で簡潔に記している。「そもそもすゞしろ日記は、『国内編』『洋行編』を展覧会用に製…
藤森照信・山口晃共著『日本建築集中講義』(中公文庫)を読んだ時、で私は初めて山口晃という画家を知った。同書の奥書で、著者が『ヘンな日本美術史』を出版していることを知った。この「ヘンな」という修飾語にちょっと関心を抱くと共に、「日本美術史」という言葉にも関心を持ち、読んでみることにした。 この本、元は出版より数年前にカルチャーセンターにおいて「私見 にっぽんの古い絵」という題で講義した内容に追加してできたという。 本書は、平成24年(2012)11月に刊行された。 『ヘンな日本美術史』というタイトルは編集人の発案だという。『私見 にっぽんの古い絵』というタイトルそのままで本にするより、やはり惹き…
よろコンです。 この日の朝のEテレの日曜美術館アートシーンを見て(ビデオですが)、そのまま見に行きました。 今回も、あとから「あの時、こんな展覧会に行っていたんだなぁ」と自分が思い出すためのメモということで、よろしくお願いします。(このブログでは撮影OKだった作品の写真を掲載しています) (恵比寿の歩道橋から。ガラガラ) ====== ☆特別展 日本画聖地巡礼 2025 -速水御舟、東山魁夷から山口晃まで- @山種美術館(恵比寿) ~11/30(日) 【特別展】日本画聖地巡礼2025 ―速水御舟、東山魁夷から山口晃まで― - 山種美術館 山種美術館(Yamatane Museum of Art…
山種美術館で開催されている特別展「日本画の聖地巡礼2025」に行く。速水御舟、東山魁夷、平山郁夫など、大家の画を一堂に見ることができる。 展覧会の概要を Web サイトから引用する: 映画、小説、漫画やアニメなどの舞台になった場所を訪れる「聖地巡礼」。2023年、当館では、画題となった土地や、画家と縁の深い場所を「聖地」とし、その土地が描かれた作品と、現地の写真をあわせて展示する「日本画聖地巡礼」展を開催し、多くの方にご好評をいただきました。このたび、満を持して「日本画聖地巡礼」展の第2弾を開幕します。 本展では、青森県・奥入瀬渓流の秋を捉えた奥田元宋《奥入瀬(秋)》、京都府・椿寺地蔵院の五色…
「すずしろ日記四」を買ったのは、7月12日だった。 山口晃先生の本は高い。 今まで図書館に予約して読んでいたけど、なかなか買ってくれないし、随分順番が後になって、ねこ吉の番が来た頃には読みたい気が失せている。 dポイントで買ってたので懐は痛まなかった。 しかし、買ったという満足感で自分の物になったら、いつでも読めると思ってまだ読めていない。 何しろ字が小さい。ねこ吉の目はどんどん悪くなっている。老眼鏡をかけて読むのが面倒。 nekokichi2856.hatenablog.com そうこうしている内に、山口晃先生のX(旧Twitter)をフォローしているので、モーニングに連載されていた「趣都」…
ヒゲのガハクごはん帖 [ 梅村 由美 ] 楽天で購入 画家の食卓は、こんなにも豊か🍳 夫婦合作の“食の絵日記”が本になりました📘 日常のごはん、旅先の味、深夜のフレンチまで 梅村由美さんが綴る文章に 山口晃さんが挿画で応える贅沢な一冊 ページの7割以上が絵入りで、まるで絵巻物のよう 食べることの楽しさと、夫婦のやりとりがじんわり響きます 軽妙な文と繊細な絵が交差する 読後は、台所に立ちたくなるかも🍽️ 【ヒゲのガハクごはん帖】 ──夫婦で描く、食の絵日記 販売元:集英社 #ヒゲのガハクごはん帖 #梅村由美 #山口晃 #食のエッセイ #集英社 #夫婦合作 #絵日記 #ROOM掲載 #静けさとユー…
・・・セイコーの高級ブランド腕時計が画家の山口晃氏とコラボ、コンセプトは“数奇メカニカル”。氏の画風にしっくりくる粋なネーミングですね。 もちろんとってもおしゃれ。何時かわからんけど! 腕時計をその日の気分やファッションで変えたい気持ちはあるけれど、そう思いながらもう10年くらい同じスタンダードなものを使っている。(結局そこまで興味ないのよね・・・) なんとこの時計300万円以上のゴージャス価格!まあ私の時計の100倍だしさらには車の3倍だわ。ふふ。 そういった高級品を欲しい!と熱っぽく思うことはないけれど、「1回はめてみたいな。似合うかな、どんな感触かな」くらいは思っちゃいます。 最近の山口…
『山口晃 親鸞 全挿画集』 山口晃 親鸞 全挿画集作者:山口 晃青幻舎Amazon 画家の山口晃氏のファンなのです。日本画の知識もなく、カッコいいことは何も言えないのですが、山口晃画伯描き下ろしの表紙のトリミングにブチ切れるくらいには、ファンなのです。 というわけなんですよ。積読リストにない五木寛之をなぜに突然読んだのか。ここに『山口晃 親鸞 全挿画集』があるからです!挿画の旨みを味わうなら、本文を読まにゃならんじゃろがい!! という強火の思考回路で読んでいたわけです。『親鸞』を。第一部・第二部と、挿画集を横におきながら小説を読んでいました。最高だな。第一部は新聞の白黒掲載だったようで、繊細な…