「TOKAS」との連動企画。「TCAA」受賞者の企画展とのこと。 それにしても第2回の期間が2020-2022年で且つ受賞者が二名って、どれほどのものなの? で、その二名は『山城知佳子』と『藤井光』。 前者は映像作品が主体、そして後者の作品は{戦争画}に関するもの。 しかも、〔戦争画〕そのものが展示されているわけではなく、カンバスの無い、おそらく実寸大の木の枠組みだけが整然と並んでいる。 ただキャプションはきっちり添えられており、年代/作者/タイトル等は判る様に。 例えば、1943年/藤田嗣治/アッツ島玉砕のような。 自分であれば、それをよすがに原作の記憶を辿るのだが、それは作者が目指した本意…