新井素子の長編SF小説『星へ行く船』シリーズの登場人物。 作中では主に「太一郎さん」と呼ばれる。 火星の水沢総合事務所に勤務し、やっかいごとよろず引き受け業を生業とする。 身長が低く無精ひげを生やしスリーピースをだらしなく着ているが、いざという時にはこれ以上ないほど頼りになる人物。 尚、『ブラック・キャット』シリーズに登場する山崎ひろふみの子孫であることが判っている。 名前の由来は作者がファンだった広川太一郎氏から。