北村 薫 著『夜の蝉』を読了。 ※ 写真はメルカリで安く手に入れた本で、4冊中、この本だけがしわしわでした。 「円紫さんと私」シリーズに第2弾。 大学生の「私」の話が3編、収録されています。 まず本のお話をする前に、気になっていたこの案件から⤵ 【円紫さんと私の出会いのシーン考えるの大変だろうなぁ案件】 この本の主人公は落語家と女子大生。 立場も住む世界もかけ離れた2人です。 その2人は毎回、色々な機会を得て出会わないと謎解きの話にならないのです。 作者にとっては、謎解きより《2人をどうやって会わせようか》を考える方が大変なんじゃないかしら。 ホームズとワトソンよりも接点ないでしょう、落語家と…