ヴィルヘルム・マイスターの修業時代 上 (岩波文庫 赤 405-2) 作者:J.W. ゲーテ 岩波書店 Amazon 「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」は、言わずと知れたゲーテの名著である。これまで「若きウェルテルの悩み」、「ファウスト」を読んで来た私にとっては、三作品目のゲーテということになる。 ゲーテという作家について、ごく個人的なことを言わせてもらうと、読んで熱烈に感動した経験があるかと言えば、そうでもない(すみません)。 例えばウェルテルを読んだ時は、「あれ、こんな感じ?」と肩透かし感を食ってしまい、もう一度読み直した。ファウストも教養として知っておかなければと思い読み、「なるほど…