山形市で開催されている、世界有数のドキュメンタリー映画の国際映画祭。略称は「YIDFF」。 1989年以降、2年おきに開催されている。2007年4月1日より実行委員会がNPO法人として独立。 山形での開催の他、東京・大阪での上映会も行われている。→http://www.cinematrix.jp/dds/ http://diary.jp.aol.com/6syq54txc/
ドキュメンタリー映画は語る―作家インタビューの軌跡
みなさん、こんにちは! 今日は久しぶりにライブのお知らせです。 2月22日(土)、山形・羽前千歳駅近くのスーパーエンドーさんにて、立ち呑みエンドーのイベントで演奏します! しかも今回は、「山形国際ドキュメンタリー映画祭」とのコラボ企画! 映画あり、音楽あり、そしてもちろんエンドーさん名物の絶品ゲソ天も味わえる、なんとも贅沢なイベントになっています。 これはもう、山形の冬の夜を最高に楽しめること間違いなしですね。 ライブ詳細 📅 日程:2025年2月22日(土)📍 場所:スーパーエンドー(羽前千歳駅近く)🕕 時間:18:00スタート🎶 内容:映画上映+ライブ演奏+ゲソ天 映画と音楽、そして美味し…
NHK総合『デフ・ヴォイス』(後編)Eテレ『トゥー・キッズ・ア・デイ』 土曜夜、みたいと思っていた番組があいにく同じ時間に重なってしまった。 一瞬迷ったけれど、手話はくり返し見たいので総合を録画することにして 教育コンテンツの国際コンクール第50回グランプリ日本賞の作品をみることにした。 *** 【Two Kids a Day】のタイトルは 毎年700人つまり・・・毎晩2人 イスラエル軍に逮捕されているパレスチナの子どもたち。 石を投げたという罪でサッカーをしているところを連れ去られ、一人ずつ罵られ、叩かれ、非情な取り調べ調べを受ける 12歳から14歳の子どもたち 家族から引き裂かれ通算2年、…
前編に引き続き、山形国際ドキュメンタリー映画歳2021で私が観た作品の短評。後編は5作品。 (前編はこちら) 『武漢、わたしはここにいる』中国/2021/153分 監督:蘭波(ラン・ボー) https://yidff.jp/2021/program/21p9.html 武漢で劇映画を撮る予定だった映画クルーたちが、ロックダウンされた武漢で劇映画を撮ることが不可能となり、封鎖された街の状況にカメラを向けたドキュメンタリー。ロックダウン直後である冒頭は、医療崩壊してしまった状況と、その状況下で治療を放棄されてしまったコロナ以外の癌患者などに密着する。中盤には、自発的に集まって自発的にチームを作り、…
2020年のスペインのドキュメンタリー映画。 映画の内容は農業について。 この映画は山形国際ドキュメンタリー映画祭山形市長賞、つまり準グランプリを取った映画です。 何が良かったかって、出てくる人々のキャラクターが良かった。この映画の主人公のアントニオのしわが深く刻み込まれた顔やぼくとつとした性格、生まれながらの農家の喜び、悲しみ。また、もう一人の主人公のインマの普段は寡黙で黙々と農業の作業をする姿。また、息子の学校で生き生きと農業について話す誇らしげな顔。 少しだけ音楽をいれているけど、ほとんど農家の作業の音だけ入って黙々と仕事をしている姿。 農業は昔は市場で直接野菜を売っていたけど、今は人々…
2015年に映画『パーティー51』を、イベント企画内で上映する機会を得てから、毎回なんらかの形でチェックしたり参加しているのが山形国際ドキュメンタリー映画祭。コロナの影響で2021年はオンラインで開催されるということ、また、批評ワークショップに関してもオンラインで開催されるとのことで、普段から「批評とかレビューの書き方がいまいちわからない」と悩んでいたこともあり、ワークショップに参加した。 山形国際ドキュメンタリー映画祭の批評ワークショップ(日本語)は、映画批評家の北小路隆志さんのもとで、大学のゼミのような形式で他2名の方とともに観る→書く→ブラッシュアップする、の繰り返しだった。映画祭の約1…
2020年のアメリカのドキュメンタリー映画。監督はフレデリック・ワイズマン。 フレデリック・ワイズマンは今91歳なんですね。精力的に映画を撮り続けてすごいです。 これも山形国際ドキュメンタリー映画祭で観たのですが、4年前に『ニューヨーク公共図書館エクス・リブス』を観たときはお歳で山形に来られなかったと思うのですが、今回はオンライン開催ということで質疑応答に出てくれて大変嬉しかったです。 まず、驚きは4時間半以上の映画ということで、面白かったのですが、な…長い!!! この映画祭では9時間越えの映画とかもよくやっていて、賞に入ったりしているので山形の映画祭を好きな人には大したことのない時間なのかも…
2020年の香港のドキュメンタリー映画です。 監督は顔を出すと香港当局に捕まってしまうので顔も名前も出していません。香港ドキュメンタリー映画工作者となっています。 香港ではこのデモの様子の情報を消そうとしているみたいです。この映画の素材も香港当局の分からないところに隠しているみたいです。 昔天安門事件があった頃のことをデモ隊を封鎖しようとしている警察の人たちも脳裏に浮かんでいたようです。 この映画の制作者たちは日本で1960年代に学生運動があったことは知らずにこの映画祭に出品したみたいです。 日本で学生運動があったようにほかの国でもデモ隊と警察のぶつかり合いみたいなことがあるみたいで、ほかの国…
2020年の日本のドキュメンタリー映画です。 山形国際ドキュメンタリー映画祭で観ました。今年の山形の映画祭はオンラインで参加できて山形に行かなくてもいいんです。簡単になったといえば簡単になったんですが少し寂しい気もしますね。 この映画は2020年のぴあフィルムフェスティバルでグランプリを取っているんですね。 この映画最初は視覚障がい者や聴覚障がい者など障がい者同士の壁を超えるという趣旨だったんだと思いますが、途中から身体障がい者の身体表現にシフトしていき最後には障がい者同士の壁はもちろん、それを身体表現で表してって終わっていった。なかなか見応えがある映画でした。 さっそく質疑応答で「身体表現の…