コミュニケーション・インストラクター。
岡山県生まれ 1984年ベネッセコーポレーション入社。進研ゼミ小論文編集長として高校生の「考える力・書く力」の育成に尽力。 2000年に退社。同5月より「ほぼ日刊イトイ新聞」に「おとなの小論文教室。」を連載中。 以降、執筆、講演、編集長・ライターの育成など文章表現教育を幅広く行うようになる。さらには、大学のコミュニケーション論、企業研修、就職活動中の若者のコミュニケーションサポート、各地でのワークショップなど多数行う。
「働くためのコミュニケーション力」 山田ズーニー 著 ちくま文庫 コミュニケーション力が重要と言われて悩む人が多い なぜ私の話は聞いてもらえないのか? などなど この人の著書は色々あるので、 表現方法に工夫をしてみたいという方はちょっと興味を持ってみるといいかと。 やれている人は無意識にやっていることなので、 他の人から 「なぜできるのですか?」 と言われても、答えられるとは限らない要素が沢山ある。 そんな部分を言語化してくれていると思って私は読んでいる。 「あ~そういえばいいのか」と。 私は、関西医療大学という大学で教員として学生さんと接している。 そんな中でコミュニケーションに関してアドバ…
今日は読書感想文。 山田ズーニーさんの本で、今の私にまさに!打ってつけの本だった。 10年くらい前に一度読んだことがあるが、 殆ど内容は忘れていて(おい)、 たまたま本屋で見かけぱらぱら読み返したところ、 ちょっと読み直した方がいいのではと思い、再購入した。 目から鱗が落ちまくった。 わさわさ落ちる音がしたんじゃないかというくらい。 一番心に残ったのは、 人に話しを聞いてもらうには、自分に「メディア力」があるか否かという点。 メディア力とは、コミュニケーションをしている相手が、 私の話しを聞くだけの価値を感じているかどうかということ。 今まではリクルートの肩書、マネジャーの肩書があって、 その…
私は人間関係をうまく構築するのが苦手だ。 一人でも結構平気な方だし、 友達も、狭く深くを好む方だ。 なので、今までに仕事でも、まわりと良く(よーく)ぶつかった。 ぶつかった結果、信頼関係が構築できるのであれば良いが、 結局関係性が破たんしたことも多かった。 以前、私の上司が、 「お前は会社をやめた後、人間関係で苦労するんじゃないかな」的な ことを言ったこともあったなぁ。 でも。 多分それを言っていたら、誰かと仕事をする限り、うまくいかない可能性が高い。 かつ、それで損をするのは自分だなぁと昨日ぼーっと考えた結果、 今日は本を読んでいる。 山田ズーニーさんの”あなたの話はなぜ「通じない」のか”と…
【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 山田ズーニーさんって女性なんですね。 ご存知でしたでしょうか?(笑) ズーニーというネーミングと文章指導という硬いイメージから、てっきり男性だと思っていました。 文章を読んでいて、関わる題材によって、女性っぽくなっていくもんだなーと感じていました。(笑) ズーニーとは、カシミール後で「月」という意味で、北インドのカシミール地方を旅したときに地元の人につけられた名前である。(ウィキペディア) というわけで、ズーニーさんは、月のように美しい人です。 ツイッターで、「山田ズーニー」を検索すると、「山田ズーニー」さんがたくさん出てきます。…
遅ればせながら、私が山田ズーニーさんの存在を知ったのは昨年のことでした。 文章の書き方に興味を持つようになって、いろいろと本を検索していると『伝わる・揺さぶる!文章を書く』という何とも魅力的なタイトルが目に止まったのです。それから気になりズーニーさんのTwitterをチェックするようになりました。 プロフィールだけを拝見して「山田ズーニー」なる人は……と私が勝手に想像しいていた人物像は、、、 大手企業を辞めて独立し、多くの人から支持を得るほど地位を確立しているのだから、自分にも他人にも厳しいまさにしゃんと背筋が伸びたキャリアウーマンって感じの人なんだろう。 というもの。 ズーニーさんが書いた文…
山田ズーニーさんの『おとなの進路教室』に関して この記事では、山田ズーニーさんの『おとなの進路教室』について紹介します。 おとなの進路教室。 (河出文庫) 作者:山田 ズーニー 発売日: 2012/04/05 メディア: 文庫 1.読んだ感想 会社の後輩に勧められ、山田ズーニーさんの『おとなの進路教室』に出会うことができました。 自分の未来や現状の仕事に不安を感じているけど、どんな仕事が自分にいいのか悩んでいる そんなあなたにおすすめの本です。 自分らしい進路を切り拓くにはどうすればいいか、読みながら“考える”コラム集となっており、 仕事に対する自分の姿勢はどうだろう?と考えるキッカケをくれた…
天理大学生涯教育専攻では、毎年、教員チームで相談して、おすすめの新書50タイトルをリストにして、それを「課題図書」として学生諸君にレポートを書いてもらっています。 生涯教育のジャンルだけでなく、大学で学ぶ学生さんたちが読んだらいいなあという本をセレクトしてます。今年度はかなりガラッと入れ替えました。 生涯教育専攻「課題図書2022」 ☆まずは手にとってほしい本 上田紀行(編著)『新・大学でなにを学ぶか』岩波 ジュニア新書、2020年 小西行郎『赤ちゃんと脳科学』集英社新書、2003年 中山秀紀『スマホ依存から脳を守る』朝日新書 2020年 武田信子『やりすぎ教育 -商品化する子どもたち-』ポプ…
3月は春の嵐とでも いうかのような心の荒れ模様。 内面というのは 本当によく表れるもので。 私の作業スペースは荒れ放題。 カウンター上に積み上がる資料。 ダイニングテーブルに乱雑に 置かれたものたちよ。床拭きチャレンジの スタンプやシールも 空白空白空白...空白祭り。 (スタンプいっぱい! って写真はアップするのに、 空白空白空白はアップしないんだよ。 本当にそんなもんだから、 切り取られた日常には 気をつけましょう。 見せたものが全てではない)頭や心をぎゅーっと 締め付けていたものがあって。 ひとのせいにしようとしていて。 まるで忠実な犬のような自分が イヤになってみたり、 いったい私は何…
ふんわり生きていきたいけど、キリキリもしちゃう私です(^^; 今日は「変な話」だけど、私個人的には感動した話を紹介したい。
今までの記事で述べた考えに至るまでに読んだ本やWebページの記録と簡単な感想です。 私の書いたことは全部「出典」に書いてあります。しかし不思議なのが、散々読んで散々考えた挙句雲が晴れるかのように出てきた答えって、確かに出典には書かれてるんですが、読んでいた時にはそれほど重要視も感銘も受けてない箇所なことが多いのです。多分、気づいていないことには関心を持てないのだと思います。車輪の再発明は愚かなこととされますが、こと精神的な話に関しては、再発明だったとしても自身で辿り着くことが重要なんだと思います。 もしあなたが私の考えに共感してくれていたとしても、私の考えをそのままあなたの中に取り込むのではな…
今まで読んだ本のタイトルと筆者、ちょっとしたメモです。 全く本を読めてないです。 改めて累犯障害者の記事を読み返して内容の薄さに愕然。 流し読んで終わってるんだろうな。ちゃんと精読しなきゃいけないのかな。 まずは読まねばと思いつつも、とりあえず今頭の中にある内容をひねり出して記事を書いてみよう。 おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書) | 池上 彰 | Kindle本 | Kindleストア | Amazon 仕事ですぐ役に立つ専門的な知識ではく、教養を学ぶことが大切なんだよ的な。 この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」 池上彰教授の東工大講義 …
ごきげんよう、ゆえのです。 いつも読んで頂いてありがとうございます。 以前書いたブログ記事で、 私も、理解という名の愛が欲しかった - 現実と妄想のはざま(改) この中で山田ズーニーさんの本やおとなの小論文教室で書かれた記事を紹介したことがありました。 今回は、ブログやツイッターに何か書く時に自分が無意識に気をつけていることを書いてみようと思います。といってもほとんどが以下の本を参考にしているので、そちらから気にしているところを抜粋していきます。 あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫) 作者:山田ズーニー 筑摩書房 Amazon 抜き書きーーーーーー 2、正論はなせ人を動かさないのか…
訪問していただきありがとうございます。 今回は、グレーゾーンの関係という話をします。 前回と同じ 『働きたくないというあなたへ』 という本からの話です。 「働きたくない」というあなたへ (河出文庫) 作者:山田ズーニー 河出書房新社 Amazon グレーゾーンの関係って、濃い付き合いではないけど、そこそこ知ってるとか、友達とまでは言えないけど、まあまあ接点はある。そんな感じの関係です。 この本の中では、そういう人間関係がなくなりつつあるのではないか?と言っています。 とっても仲がいいか、全く知らないか。 好きか、赤の他人か。 もしも今の環境で孤独を感じていた場合、そういうグレーゾーンの関係の人…
「働きたくないというあなたへ」 という本を読書中です。 「働きたくない」というあなたへ (河出文庫) 作者:山田ズーニー 河出書房新社 Amazon この本の感想は、また後日書こうと思っているのですが、この本の中で、働くことの意味なんじゃないかな、と思える文があったので紹介します。 こんな文面でした。 仕事というのは、大勢の人々が共同で生きていくための方法論。自分が仕事をする代わりに、他のたくさんの人が自分のために仕事をしてくれている。そういうネットワークの中に身を置くのが就職の本質。 言われてみればそうだなと。 劣悪な環境の整った今の職場で働いているのも、きっと誰かの役に立っているんだなって…
東洋経済の竹中平蔵さんのインタビュー記事が予想通りの反応になっていますね。 「私が『弱者切り捨て論者』というのは誤解」と竹中さんはインタビューで答えていまして。 toyokeizai.net実際竹中さんは自分が弱者を切り捨ててるつもりはまったくないし、自分は国の為に提言していると思っているのでしょうが、インタビューを載せた雑誌とインタビューへの批判を載せた雑誌で、竹中さんの主張で利益を受ける側と不利益を受ける側が、わりとはっきり見えるなあ、と。 jisin.jp 竹中さんのインタビューを読むと、この方自分が提言するベーシックインカム政策が 何故受け入れられないのか、まったく分かっていないのだろ…
伝わる・揺さぶる! 文章を書く (PHP新書) 作者:山田ズーニー PHP研究所 Amazon 作者はベネッセで小論文指導の企画をしていた人。 文章の組み立て方、戦術を書いている。 文章の綺麗さや見た目のことは書いてない。何をどういう風に書くか、文章を作る上での考え方と根本的なことを書いている。 対象は、小論文、ビジネス文書(謝罪・お願い・議事録など)、志望動機など。文章だけで書くものが対象。 逆に、プレゼン資料やウェブ系の文章など、見た目を含む文章については書いていない。しかし、そもそもの文章の考え方が書いてあるので、非常に勉強になる。 常に自分に問いを持って考えるよう言っている。 メモ: …
「俺はナチじゃないし……」 「問題はそこじゃない!問題なのは、大変なことが起きているのに状況を理解せず平然としていることよ」 立憲民主党の江田さんの発言について、民主党の対応がテンプレの「誤解を招いて申し訳ない」だったことが失望を招いている 逆にいえば、民主党はまだ期待されているってことでもありますが。自民党だったら「はいはいいつもの自民党」って流されちゃうので非常にまずいですよね。 んで、この批判の中で、こんなツイートが目につきました。これね。「誤解」ではなくて「無理解による、失言」だよ pic.twitter.com/fjCmRRvlBP— えすたろestaro (@dzdydx) Oct…
本屋のビジネス書コーナーに立った時の、妙に胸騒ぎがして落ち着かない気持ちをずっと説明できないでいたのが、やっと理由がわかった。
おとなの進路教室。 (河出文庫)作者:山田ズーニー河出書房新社Amazon ★★★☆ 読んでないけど大人の小論文教室の人。読み物としてはさすがに面白い。 文章にすることが大事というのはよく言われることではあるし一理あるんだが、一方で文章にした途端に抜け落ちるものも多すぎる。特に文章下手は。 そういう意味でとにかく書く系のメソッドは実は人を選ぶ気はするし自分には向いていない節はある。 ある意味文章のプロ中のプロの意見を真に受けていいかと言われるとそういう意味では微妙。あとちょい思想がマッチョよりな気もする。所謂そうはいうても系。取り入れられそうなところだけつまみ食いするのがいいかな。好きの解像度…
1月に1回やってる月かわりセールまとめです。 10月度月代わりセール お勧め お金と歴史の関係の話、私が好きなテーマなので今回はこれ最優先ですね。お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」作者:大村 大次郎KADOKAWAAmazon500円。 最近の中国がらみの地政学的状況は気になるので解説本はありがたい。中国、朝鮮、ベトナム、日本――極東アジアの地政学作者:川島 博之扶桑社Amazonしかも2021年6月に発売された本が1760円→500円。 なんかこんなに安いと逆に大丈夫なのかとちょっと気になる。。。レビュー読んでからにしよう。 本しゃぶりさん絶賛のカガミさん本だよ…
Hello all! ナチュラルライフ探求ライター、miaです。 キャッチコピーとは、単純に「言いたいことを短い文章でまとめる」ことにあらず。 キャッチコピー(以下キャッチ)の話になるとよく、「伝えたいことをギュッとまとめるから大変よね!」とその苦労を労ってもらうことがあります。 ですが、ハッキリ言ってキャッチは、長い文章をまとめる、だけではありません。 キャッチ一本を生み出すために、ライターはどのような作業や思考をしているのか。わかりやすく掘り下げてご紹介します。 クリエイティブ・デビューした「R」社のこと キャッチコピーは翻訳作業? ターゲット設定の重要性:「誰に」 一番の強みを探す:「何…