堀出し地蔵前を南下すると左手に古い大きな家がある。曲がりくねった細い道を少し進むと、きれいなつるし雛が入口に飾られている家があった。のぞいてみると一人の女性が黙々と作業をされていた。お雛様はまだ準備中で23日から公開するのぜひ見に来てくださいと笑顔で答えられた。 中を見ると奥にひな壇があり、土間には天井から何十本ものつるし雛があった。色々な角度から見ながら置き方・吊るし方を工夫(瀬戸弁ではかんこする)しているんだろう。納得行くまで頑張ってほしいが、大変な作業だろう。 忙しい中、彼女が離れには享保雛の飾りが終わっているので見てみますかと誘われた。なんでも興味を持つ自分はすぐにお願いしますと返答し…