音戸の瀬戸(おんどのせと)は、広島県呉市にある本州と倉橋島の間に存在する海峡である。 この瀬戸とは海峡を意味する。ほぼ南北に伸びる海峡で、南北方向約1,000メートル、幅は北口で約200メートル、南口の狭いところで約80メートル。 瀬戸内銀座と称される瀬戸内海有数の航路であり、平清盛が開削したという伝説や風光明媚な観光地として知られている。 伝承この海峡で有名なのは平清盛が開削し永万元年(1165年)旧暦7月10日完成した伝説である。この海峡はつながっていて、開削するに至った理由は、厳島神社参詣航路の整備として、荘園からの租税運搬のため、日宋貿易のための航路として、海賊取り締まりのため、など諸…