柯柄(えがら)八幡神社の参拝を終え、高山線で下呂までやってきた。 写真上段は下呂駅前に掲げられている観光マップ。 下段は下呂大橋から飛騨川上流の眺め、河原に見える噴泉地。 以前は全裸で入浴が出来、山からの帰りはここで汗を流すのが楽しみだった。 それも世の流れと共に水着着用になり、マナーの悪さから今では足湯に変ってしまったようだ。下呂温泉の歴史は古い。 1728年(享保13)、幕府直轄領である飛騨国代官となった長谷川忠崇が編纂した地誌飛州志に「天暦年中(947~957年)この地の山中に、温泉湧出せり、地名を湯ガ峰という」という記載がある。古くは室町時代の僧・万里集九の『梅花無尽蔵』に優れた温泉地…