藝術に関する試論ー3 藝術への「我が愛」+『未來惑星ザルドス』ー 「私は私であり人と違って構わない」 尚まさに此のことが多くの「天才」の認識となるさうなのだ。 また實はわたくしなども常にさう考えてやまぬ。 曰く、 あくまでワタシはワタシでアナタはアナタ。 アナタはワタシにはなり得ずワタシもまたアナタにはなり得ず。 其れはさう神佛が決めたことよ。 だからこそ侵し難き壱種の「聖域」としての価値なのだ。 「私が私である前にみんなと同じ」 まさに其れが此の「社會」が望む方での価値観とならう。 だがそんなもんに浸り切るとまさか「ゲージツ家」はやれはせず所謂「大衆化」=「衆愚化」する。 デカい(廣い認識で…