録画保存していた『忠臣蔵』(1962年・東宝/監督:稲垣浩)を再見。東宝創立30周年を記念して作ったオールスター映画。 勅使接待役に選ばれた浅野内匠頭(加山雄三)は、賄賂を贈らなかったために指導役の吉良上野介(八代目:市川中車)から苛めを受けます。苛めの原因が、賄賂だけでなく塩田技術を教えてもらえなかったことがあったのが面白いところ。 急遽500畳の畳替えをすることになり、堀部安兵衛(三橋達也)が居酒屋にいる畳職人の親方(柳家金語楼)を呼びにいって、槍の名人・俵星玄蕃(三船敏郎)と知りあいます。この作品では俵星玄蕃の登場シーンが多いのが面白いところ。 脇坂淡路守(小林桂樹)の忠告にもかかわらず…