中国大陸東南端にある広西壮族自治区のベトナム国境近くに、古代の越系民族が描いたものと思われる“花山岩画”がある。 左江支流の民江 民江を航行する川船 自治区博物館展示の巨大な銅鼓の前の筆者 これは、左江の支流、明江の右岸にある、高さ290メートル、幅250メートルもの壁の下層部に描かれている。私は、1990年1月と96年1月の2回、この地を訪れた。 花山へむかう船上の筆者 川沿いに聳える花山岩壁 花山下部の岩壁に画が描かれている 花山岩画記念碑 区都南寧から南へ200キロ、舗装された道を車で3時間走ると寧明に着く。ここからは道がないので、左江の支流である明江を川船で2時間下り、パンロン村に着く…