《前回のつづきから》 blog.railroad-traveler.info ED40は私鉄電機としては一般的な小型D級機でした。国鉄のように大出力をもつ大型F級機を必要とする運用はなく、短い距離をある程度まとまった数の貨車を牽くことができれば事足りるので、こうした小型機が好まれたのでした。 戦前に製造された私鉄電機は、どちらかというと無骨なスタイルや凸型が多くつくられました。これは、製造技術の問題や資材不足などもあって、こうした車両が多くつくられたのでした。 戦後になると製造技術の発達や、一定程度とはいえ資材不足も解消されてきたことから、国鉄電機に似たスタイルの電機がつくられるようになります…