世の中は危険で溢れている。その通りなのですが、危険な出来事はいったいどのくらいの確率で発生するのかまで考える人は少ないように思います。昔、焦げた食品を食べるとガンになると噂になったことがありますが、実際にガンになるためには、数トンもの焦げた食品を食べなければならないそうですから、普段の食生活でガンを恐れて焦げた食品を食べないという選択をする必要はなさそうです。ところで、我々は、なぜ様々なことに心配するのでしょうか?心配しなければ、もっと精神的に楽に生きられるのに不思議と心配になるような情報を現代人はすすんで集めているように思います。