下高井戸シネマで、『プリズン・サークル』観ました。 「島根あさひ社会復帰促進センター」という官民協働の新しい刑務所の受刑者に2年間密着したドキュメンタリー。 そこでは受刑者同士の対話をベースに犯罪の原因を探り、更生を促す「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」というプログラムを日本で唯一導入しています。 観賞後、濃厚なセラピーを受けた後のような疲労感と虚脱感。 実際映画を見ているうちに、自分の深いところへ落ちていくような感覚があり。 まず冒頭のところ。 「昔々あるところに嘘しか言わない男の子がいました。嘘しか言わないのには理由がありました。」 理由。りゆう。リユウ。R…