南郷城(なんごうじょう)は鹿児島県日置市吹上町永吉にある山城だ。別名に永吉城(ながよしじょう)とも。ここは、天文2年(1533年)に島津忠良(しまづただよし)によって攻め落とされた。その後、守護家の島津勝久(かつひさ、島津宗家14代当主)が城の奪回のために兵を送るが、島津忠良は島津貴久(たかひさ、忠良の嫡男、のちに島津宗家15代当主に)・島津忠将(ただまさ、忠良の次男)とともに撃退した。 ちなみに、「永吉」という地名は、城を取った島津忠良が「永久に吉地たれ」と祈念して改称されたとも伝えられている(現地の説明看板より)。 ちょっと登ってみる 南郷城の歴史 島津忠良の南郷城攻め 永吉島津家、島津家…