最初に何かのはずみで生まれた 意識の原初である天之御中主の神(言霊ウ)。 これは何だ?という 自覚の分析が始まりました。 自らを分けるのが自分。 言霊ウからのあらゆる言霊の発生は まさに己を分析するための 細胞分裂のような働き。 目に見える世界を創り出すための 先天の構造となる十七の神々(言霊)が 前回までの記事で出揃いました。 今記事以降はいよいよ 子生みのくだりに入ってまいります。 古事記は次のように進みます。 ここに天津神諸あまつかみもろもろの命以みこともちて 伊邪那岐の命伊邪那美の命の 二柱の神に詔みことのりたまひて この漂える国を修理おさめ固め成せと 天あめの沼矛ぬぼこを賜ひて 言依…