崔 洋一(さい よういち)監督が27日亡くなった。73歳だった。監督、脚本家、俳優でもあった。日本映画監督協会理事長、宝塚大学元教授、民間放送教育協会理事などを歴任。 1976年「愛のコリーダ」(監督大島渚、主演藤竜也)、1978年「最も危険な遊戯」(監督村川透、主演松田優作)のチーフ助監督を務め、監督作品としては「月はどっちに出ている」(1993)「血と骨」(2004)などが代表作。 キネマ旬報社が映画評論家、映画製作スタッフたち140人を対象に行ったアンケート調査をもとに選んだ「日本映画ベスト100」(1999年)のアンケートで「月はどっちに出ている」は「麦秋」「蒲田行進曲」などと並んで2…