鹿児島県薩摩川内市の高江(たかえ)に「長崎堤防」と呼ばれるものがある。17世紀に薩摩藩により整備された。この地は川内川が湾曲したところにある低地で、かつては川沿いには沼沢が広がっていた。洪水の多い場所でもあった。そこで堤防を整備し、さらには新田開発も行われた。難工事を経て堤防は完成し、高江は豊かな水田地帯となった。 普請奉行は小野仙右衛門家住(おのせんうえもんいえすみ)。この人物は、小野神社で神として祀られている。 長崎堤防 小野神社 長崎堤防 堤防には鋸歯状に出っ張ったところがある。川内川の速い流れから護岸を守る仕掛けとのこと。 堤防には出っ張りあり 堤防の建設は薩摩藩2代藩主の島津光久の命…