ふたつの失語症の特徴 言葉をうまく操ることができなくなることを「失語」といいます。失語症のタイプは「感覚性失語」と「運動性失語」のふたつがあります。 どの部分が障害されるかで症状の出方が分かります。運動性失語では相手のいうことは理解できるものの、言葉がでてこない。感覚性失語では、流暢に言葉がでてくるものの、相手の話は理解できないなどの症状がでます。 感覚性失語とは 感覚性失語は、脳の言語中枢の障害です。文字を読めない、読めても理解できない、単語は分かっても文章は理解できないなど、症状は重症度により異なります。 感覚性言語中枢(ウェルニッケ中枢)に障害があるため、ウェルニッケ失語症とも呼ばれます…