はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と三十五 「ギャクサベツッテ ナンダ?」 コレまでの長い差別の歴史を深く学ぶことなく、ただ、この今だけを切り取って、「逆差別だ~」と罵(ノノシ)る、喚(ワメ)き散らす、そのあまりにも稚拙で愚かなる所業。を、民主主義をリードしてきたと自負するあの大国の最高裁が正当化してしまったのだから、驚きだ。 ナゼ、そんな判断を下したのか。 正真正銘、論理的な判断なのか。それとも、政治的忖度か。はたまた、根っからの差別主義者が過半数を占めていただけのことなのか。 そもそも、逆差別、って、いったい、ナンなのだろう。 「逆差別、って、ナンだと思いますか」 Aくんに負けないぐら…