コロナ禍で終始した2020年は、多くの企業の明暗が、大きく分かれました。 代表例は、【6758】ソニーと【6752】パナソニックです。 ソニーは、巣ごもり消費が追い風となって、ゲームや音楽などが伸び、2021年3月期の純利益は、前年比、37%増の8,000億円を見込んでいます。 パナソニックは、長く低迷から抜け出せず、コロナの影響も大きく、2021年3月期の純利益は、前年比、56%減の1,000億円の予想です。 コロナ禍で、大きく明暗を分けた両社ですが、要因は、ソニーが事業構成の変換を着実に進めてきたのに対し、パナソニックは、事業変換に遅れたことだと思われます。 電機産業のサプライチェーンでは…