喜劇俳優。「ブーちゃん」の愛称で親しまれた。 1920年12月20日生まれ、東京都出身。
ラジオ映画「花嫁蚤と戯むる」でデビュー。フランキー堺主演の映画作品に多数出演した。
毎日放送のクイズ番組「アップダウンクイズ」の初代司会者でもある。 ロート製薬の胃腸薬「シロン」の初代広告キャラクターも務めた。
ピアノ演奏のレコードも出した。
「ひょっこりひょうたん島」でシャッキンバードと言うキャラのCVを務め、声優としても活躍。 1983年8月9日逝去。
牛乳屋フランキー フランキー堺 Amazon ★★★★ 長州から堺六平太(フランキー堺)が上京し、遠縁の杉香苗(坪内美詠子)が営む牛乳屋を手伝う。杉の店は学生の石山金太郎(市村俊幸)から借金していた。六平太は配達の最中に様々な人たちと知り合う。そんななか、ライバルのブルドッグ牛乳の親父(柳谷寛)と人使いの荒いマサヨ(利根はる恵)が現れ……。 矢継ぎ早にネタが繰り出されるスラップスティック・コメディ。とても面白かった。監督の中平康は『狂った果実』でデビューして本作が同年公開の第4作になるが、こちらのほうが遥かに完成度が高い。彼は時代の切り取り方が独特で、シリアスもできればコメディもできる稀有な監…
喜劇というと、吉本新喜劇とかコント55号やドリフのコントや映画を思い浮かべたりして、今現在に観ると、それほど笑えないんすが、当時は大爆笑だったのかな?川島雄三監督の喜劇映画も、テンポが良く、役者が個性豊かで演技が軽妙なんすが、爆笑って感じはなく、洒落た知的な笑いって感じかな。私が観たことある川島雄三の喜劇映画の印象は、物語(映画)が始まってから八分目くらいまでは、絶え間なく速いテンポで矢継ぎ早に物事が進むのに、最後あたりになると息切れするのか、とたんにテンポが悪くなって、明確なオチがないままグダグダで終わるイメージっす。でも、観て損はないのでメモ。(『幕末太陽伝』『喜劇 とんかつ一代』など、昔…
www.shochiku-tokyu.co.jp「東映列車シリーズ」の第2弾となる作品。『喜劇急行列車』(1967)、『喜劇 競馬必勝法』(1967)などの瀬川昌治監督による作品。 愛媛県の駅員として働く山川彦一が、汽車に乗って来た未亡人に恋をした事から騒動を巻き起こす姿が描かれます。 駅員を中心としたコメディが見どころ。赤字ローカル線の実情や冴えない男の恋路などを軽快かつコミカルに見せています。 奥道後温泉・松山・宇和島・高松・高知・足摺岬など、四国全土でオールロケを敢行している点にも注目です。放送情報喜劇 団体列車 BS260 BS松竹東急 2024/8/23(金) 20:00-21:54…
嶋田親一(フジテレビスタジオ、1960年代)* 「巨匠錦を飾る 左卜全」https://hamadakengo.hatenablog.jp/entry/2023/06/18/211159 から、1年ぶりの更新である。紹介したい脇役本を横目に見つつ、新著『俳優たちのテレビドラマ創世記』(国書刊行会、2024年6月30日第1刷発行)の準備で頭がいっぱいだった。ようやく刊行の運びとなり、とりあえずホッとしているところ。 『俳優たちのテレビドラマ創世記』(国書刊行会、2024年6月30日第1刷発行)。装幀:村松道代 著者は私になっているけれど、実際は嶋田親一さんとの共著。嶋田さんがいなければ、この本は…
監督 島耕二 脚本 花登筐 舟橋和郎 出演 フランキー堺 船越英二 清川玉枝 高毬子 渚まゆみ 市村俊幸 丸井太郎 春川ますみ 中村是好 若水ヤエ子 日中戦争。大陸で日本軍の兵士からお金をもらって出産した母。それから28年経って成長した中国人男性、王(フランキー堺)が横浜に降り立った。彼は自分の母の遺言で日本人からもらったお金を返すために停泊中の2週間、山川という男性を探すのだ! って、これも面白くなさ過ぎて(好きなひと、すみませんw)見続けるのがつらかった。60年代後半になると出演者も違ってきて、70年代突入の過渡期です。 王は船長から知人に渡してくれと預かった唐辛子の袋をもっているが、それ…
監督 井上梅次 脚本 吉田広介 出演 江利チエミ フランキー堺 芦川いづみ 菅井一郎 浅丘ルリ子 桂典子 新珠三千代 北原三枝 月丘夢路 岡田真澄 坪内美詠子 汐見洋 小笠原章二郎 南寿美子 高友子 市村俊幸 www.nikkatsu.com 日活より 江利チエミだけの歌謡映画かと思いきや、日活の有名な女優さんたちが勢ぞろいで踊ります♪♪ いづみちゃんのバレエ姿は初めてみました。可愛かった。 興行師の北川(内海突破)と芸能プロデューサーの町田(有木山太)は一儲けを狙って事業家で興行界でも顔の大山(菅井一郎)の邸宅を訪問するが門前払い。 ここで二人を追い払うのが用心棒役?のジャイアント馬場だった…
以上、『火の鳥』(日活1956:井上梅次)より 『火の鳥』(日活1956:井上梅次)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「月丘夢路 井上梅次 100年祭」特集の1本。310円。 火の鳥(99分・35mm・白黒) NEW(ニュープリント) 舞台女優のエミ(月丘)は様々な恋愛を経ながら映画界に羽ばたいていく。「逞しく自分の意志で行動して行く炎の女を描く文芸巨編」と謳われた、伊藤整のベストセラー小説の映画化。予定されていた川島雄三に代わって監督に抜擢された井上は、主題歌の作詞も手がけた。パーティー場面で日活スターが勢揃いする他、仲代達矢の本格的な映画デビュー作ともなった…