本当の戦争の話をしようティム・オブライエン村上春樹 訳文春文庫1998年2月10日 第一刷(本書は1990年に単行本として出版されたものです) 先日、ティム・オブライエン の『戦争に行った父から、愛する息子たちへ』を読んで、彼の作品を読んでみたくなった。村上春樹が翻訳した1990年の本書『本当の戦争の話をしよう』が、『戦争に行った・・・・』のなかでも何度も出てきたので、図書館で借りて読んでみた。 megureca.hatenablog.com 裏の説明には、”日さかりの小道で呆然と、「私が殺した男」を見つめる兵士、木陰から一歩踏み出したとたん、まるでセメント袋のように倒れた兵士、祭りの午後、故…