「私ね、人生をちょっとゆったりと長めに考えるようになったの。ここで一区切りして、ドロドロした広島の政界とも、距離を置きたいなって。ホントは私、(昨年春に)県議を辞めて、ミラノにファッションの勉強に行こうと思ってたんです。でも参院選に出ることになっちゃったんだよね。だから私、自分が消費されているなって感覚があったんです。要は、岸田(文雄)さんと管(義偉)さんの覇権争いがあって、岸田派と二階派の争いがあって、検察と官邸の対立もあって、私はその中で『消費される対象』として擦り減っちゃった。だから、これから自分を取り戻したいっていう気持ちがある。私、今までは、世の中のためになるかどうかという尺度だけで…