昨年はチーム初の3連覇を目指すも、リーグ最多敗で最下位を免れるのがやっとで、今季も混戦セ・リーグのなか優勝争いに絡むことすらできなかった。21~22年の連覇が嘘のようにチームは低迷気味で、暗黒期に突入する雰囲気すらある。 最大の要因は投手陣で、連覇の際も決して盤石とは言えなかったが、先発投手をローテーションで回し、質量とみに充実していた強力な救援陣と村上宗隆(九州学院高~17年①)を中心にした破壊力抜群の打線で勝ち抜いてきた。 ただ、今季は先発ローテーションを組むのも四苦八苦で、救援陣もリーグ唯一の防御率3点台と精彩を欠いた。打線もサンタナや長岡の活躍はあるものの、村上が本調子と言えず、不安定…