01 第二次大戦後、ポーランドやチェコスロバキアなど東欧世界は、ソ連の勢力下に入った。 〇独ソ戦を戦い抜いたソ連が、ドイツが支配を拡大させていた東ヨーロッパを「解放」するとともに、一方で勢力下に置いた。こうした「解放」がプーチン大統領の支配拡大の論拠となっている。 02 第二次大戦後、ドイツはアメリカ、イギリス、フランスの3カ国による分割占領下に置かれた。 ✕これに「ソ連」が加わり4カ国の占領支配下。ドイツ全体だけでなく、かつての首都ベルリンも4国による分割占領下に置かれた。その際、「ベルリンの周囲はソ連が支配していた」ことが重要。それが後段で触れる「ベルリン封鎖」の背景となるからである。・・…