平安時代に始まった様々な行事 年の暮れと正月で世の中がバタバタしていますが、現在の年末年始の行事の中には、平安時代の貴族の行事に端を発しているものが少なくないという。と言うわけで平安時代の貴族がどんな年末年始を送っていたかを紹介するとのこと。 まず年末の大掃除であるが、元々は神棚の煤払いから端を発しているいう。ちなみにこの大掃除の日程決定も一大事だったらしい。多分陰陽師とかが動員されたのだろう。宮中には掃部寮(かもんのりょう)という掃除担当の役職まであったという。ちなみに町中の清掃は検非違使が担当していたとか。ここまでして貴族が掃除にこだわったのは、貴族達には汚れは穢れにつながり穢れは病などの…