多くの会社で人事制度の整備改革等に携わってきた人事コンサルタントの平康 慶浩さんが書かれた本、出世する人は人事評価を気にしない。タイトルに惹かれて今回再読してみた。 結論から言えばちょっとタイトルがトリッキーだった。 管理職からさらに経営層に出世する人は人事評価ではなくて大所高所からビジネスをマネジメントする力が出世に必要となる。 逆に言うと、そこまではパーツとしての能力を磨く必要がある、ということでここでは人事評価は気にせざるを得ないということになりそう。 私は残念ながら今は管理職にもなっていないので、対象読者とは言えないかもしれないのだが、人事評価制度の理解などを参考になる事項が多かった。…