今日は平泉寺です。 説明書には、 福井・石川・岐阜の三県にまたがる白山は、富士山や立山と共に古くから信仰の山とされてきました。 「越の大徳」と言われた泰澄大師は、養老元年(717)、この地の『林泉』(御手洗池)で信託を得て白山を開き、平泉寺を創設されました。平泉寺は中宮平泉寺とも呼ばれて白山信仰の中心地となり、越前馬場、白山山頂への登山口として栄えるようになりました。 そして時代を経て室町期には、白山神社の別当寺であった平泉寺は、四十八社、三十六堂、六千坊、多くの荘園、そして僧兵八千人という巨大な宗教都市と呼べるだけの勢力を持つに至りました。 義経や弁慶も兄、頼朝に追われたときに奥州平泉に落ち…